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MinecartSpeedPlus (MSP) は、トロッコの走行速度を看板を使って制御することが可能なプラグインです。
YSSサーバーでは、停車時間や自動発車、なめらかな加減速を看板から制御できるよう、当サーバー専用にカスタムしています。
バニラの物理演算を尊重しつつ、指定時間での滑らかな加減速(フェード)や定速維持(クルーズコントロール)、特定のアイテムを所持していると通過する「快速・急行システム」などを搭載しています。
また、現在のカスタム版では高速走行時の安定性を向上させるため、トロッコ内部の速度上限を拡張し、30m/s付近で速度が頭打ちになりにくいよう調整されています。
さらに、看板制御中のトロッコが高速カーブなどでレールから外れた場合、近くのレールへ戻す脱線保護機能も追加されています。
【重要なお知らせ:丸石加速の廃止】
以前まで存在していた「丸石の上にパワードレールを置くと2倍速になる」仕様は、挙動安定化・脱線防止のために廃止されました。 現在はすべて本プラグインの看板によって安全に速度が制御されます。
以前の加速システムを使用している路線管理者の方は、申し訳ありませんが、こちらの機能を使った制御への移行をお願いいたします。
信号が入力されているパワードレール(加速レール)に隣接するブロックに看板を設置し、以下のように記述します。通過したトロッコに自動で効果が付与されます。
通過した瞬間から指定した速度へ変更し、以降はその速度を維持して走り続けます(クルーズコントロール)。
[msp] 2.0
[msp] (必須・大文字小文字問わず)1.0 がバニラの通常速度、2.0 が2倍速、通常最高4.0まで)指定した秒数をかけて、ゆっくりと目標の速度へ変化します。
[msp] 1.5 fade 3.0
fade <秒数> (例:fade 3.0 で3秒かけて1.5倍速へ加速します)トロッコを一度「完全停止」させ、指定秒数後に元の進行方向へ自動で再発進させます。フェード機能との併用も可能です。
[msp] 1.0 wait 5 fade 2.0
wait <秒数> (例:wait 5 で5秒間停止)
プレイヤーがトロッコに乗車し、左手(オフハンド)に指定の特急券アイテム「金インゴット」を持っている場合、看板の wait 指定を無視して通過します。※速度変更のみが適用されます。
【急行停車駅(必ず停まる駅)の作り方】
急行列車も必ず停車させたい駅の場合は、看板に exp というキーワードを追記します。
[msp] 1.0 wait 5 exp
wait 5 と exp は、別々の行に分けて書いても機能します。
💡 応用テクニック:乗車中の降車駅変更
特急券(金インゴット)の判定は、駅の看板を通過する瞬間の左手の状態でチェックされます。
この仕様を利用し、本来は通過してしまう各駅停車の駅であっても、到着する前に金インゴットをインベントリにしまう(左手から外す)ことで、好きな駅を目的地として停車し降りることが可能です。
/msp <速度倍率>/msp reload/msp item <アイテムID>express-item で管理します。/msp reload を実行してください。wait 機能による再発進は、停止する直前の「進行方向」を思い出す仕組みです。カーブの直前などで停止させると挙動が不安定になる恐れがあります。必ず平坦でまっすぐな直線レールに停車駅を建設してください。本来設定できる最高速度は4.0倍(115.2km/s) までになりますが、看板の影響を受けるパワードレールの下に特定のブロックを設置することによって、最大で7.0倍(201.6km/s)までオーバークロックすることができます。
オーバークロック速度帯は、一度加速すればその速度をずっと維持できるわけではなく、一定距離だけ高速状態を維持したあと、通常上限へ向けて徐々に減速します。
長距離で高速を維持したい場合は、適切な間隔でオーバークロック用のパワードレールを設置してください。
ブロック別のオーバークロック性能表
| ブロックの種類 | 最高倍率 | 最高速度 | 最高速の継続距離 | 減速にかかる距離 |
|---|---|---|---|---|
| エメラルドブロック | 4.5倍 | 129.6km/s | 64 ブロック | 32 ブロック |
| ??? | 5.0倍 | 144.0km/s | 64 ブロック | 32 ブロック |
| ??? | 6.0倍 | 172.8km/s | 96 ブロック | 48 ブロック |
| ??? | 7.0倍 | 201.6km/s | 128 ブロック | 64 ブロック |
現在のYSSカスタム版では、高速走行時の安定性を高めるため、以下の保護機能が追加されています。
トロッコがカーブを通過したことを検知した場合、設定速度を超えていると一時的に速度を落とします。
カーブを抜けたあと、設定された距離を走行すると元の速度へ復帰します。
標準設定:
derail-protection:
enabled: true
curve-max-multiplier: 2.5
resume-distance: 16.0
看板制御中のトロッコが高速走行などでレール外へ出た場合、近くのレールを探して戻します。
この機能は、通常のバニラ挙動のトロッコではなく、MSP看板によって制御されたトロッコのみを対象にします。
標準設定:
derail-protection:
snap-back-to-rail: true
snap-back-search-radius: 2
snap-back-to-rail: レール復帰保護を有効にするかどうか。snap-back-search-radius: 復帰先レールを探す範囲。通常は 2 のままで問題ありません。主な設定項目は以下の通りです。
default-speed-multiplier: 1.0 normal-max-multiplier: 4.0 cruise-interval-ticks: 4 speed-scale: 15.0 express-item: GOLD_INGOT
default-speed-multiplier: デフォルト速度倍率。normal-max-multiplier: 通常看板で指定できる最大速度倍率。cruise-interval-ticks: 低速時のクルーズコントロール処理間隔。小さいほど反応は良くなりますが、負荷は増えます。speed-scale: Bukkit経路で速度を補正するための係数。通常は変更不要です。express-item: 快速・急行判定に使うアイテム。1.0 は、おおよそ通常速度相当です。1.0 = 約8m/s として扱われます。4.0、オーバークロック上限は設定ブロックに応じて最大 7.0 です。